住宅リフォームの優先順位とおすすめの場所

こんにちは、株式会社オオツキです。長年住宅リフォームに携わってきた経験から、多くのお客様がリフォームを検討する際に「どこから手をつければいいのか」とお悩みになっているのをよく目にします。今回は、住宅リフォームの優先順位の決め方と、特に人気の高いリフォーム場所についてご紹介します。
リフォームの優先順位を決める3つの基準
住まいのリフォームを計画する際、どの部分から手をつけるべきか迷われることが多いと思います。優先順位を決めることで、効率的かつ効果的なリフォーム計画を立てることができます。
設備の傷み具合で決める
建物や設備の傷み具合は、リフォームの優先順位を決める重要な基準です。築年数が経つにつれて、屋根や柱、床下の土台部分などが劣化し、耐震性や耐風性が低下していきます。
これらの部分は普段の生活では目に入りにくいため、どの程度劣化しているかを把握するのが難しいものです。必要に応じて、ホームインスペクション(住宅診断)を利用することで、住まいのどの部分がどれだけ傷んでいるかを専門家の目で確認することができます。
耐震性や耐風性を確保し、長く安全に住み続けるためには、建物・設備の傷んでいる部位を優先的にリフォームすることが大切です。
生活の支障度で判断する
日常生活において明らかに支障が出ている場所から順にリフォームしていく方法も効果的です。この方法なら優先順位も立てやすく、すぐに必要なリフォーム箇所を特定できます。
生活に支障をきたす例としては
- ヒビが入った外壁
- もろくなった屋根
- 歩くたびにきしむ床
- 建付けが悪くなった玄関
- 汚れが目立つお風呂やキッチン
- 詰まった雨どい
など、日々の暮らしの中で不便さを感じる部分が挙げられます。
また、ご家庭によって優先すべき場所は異なります。料理をする機会が多いご家庭ならキッチン回り、来客が多いご家庭ならリビングやトイレなど、ライフスタイルに合わせた優先順位付けが重要です。
外側から内側への原則
リフォームの基本として覚えておきたいのが「家の内側よりも外側から」という原則です。家に傷みをもたらすのは主に雨や風といった外部からの要因です。
屋根や外壁は常に風雨にさらされており、特に傷みやすい箇所です。家の外側に問題があるのに内側を優先してリフォームすると、後から漏水や雨漏りが発生した場合、内装にも被害が及び、二度手間になりかねません。
見える部分から先にリフォームしたくなる気持ちは理解できますが、まずは外装に問題がないか確認することをおすすめします。
人気の高いリフォーム場所ランキング
国土交通省の調査によると、リフォームで人気の高い場所は年によって若干の変動はあるものの、「キッチン」「トイレ」「浴室」「居間(リビング)」が常に上位を占めています。また、別の調査では「浴室」が1位、「キッチン」が2位、「トイレ」が3位となっており、水回りのリフォームが特に人気が高いことがわかります。
水回りリフォームの人気理由
水回りと呼ばれる「キッチン」「トイレ」「浴室」「洗面所」は、住宅の中でも特に使い勝手が重視される部分です。水を使用するため汚れやカビがつきやすく、清潔に保つことが重要になります。
水回りは毎日使用するため傷みやすく、一般的に15〜20年程度でリフォームするのが望ましいとされています。
キッチン
キッチンは特に女性(主婦)からの要望で実施されるケースが多いようです。毎日使う場所であり、コンロやグリルなど調理で汚れたり破損したりすることも多いため、気になる部分になっています。
また、キッチンメーカーが次々と便利で高機能な新製品をリリースすることも、リフォーム需要を高める要因となっています。
トイレ
トイレに関しては、使いやすさに加えて「1回の水使用量の少なさ」もポイントとなっています。水道料を抑えて省エネになるタイプへのリフォームが人気です。
浴室
浴室は一日の疲れを癒す大切な空間です。カビや汚れが付きにくい素材への変更や、断熱性能の向上、ユニットバスへの変更などが主なリフォーム内容となっています。
リビング(居間)のリフォーム
リビングのリフォームでは、間取りの変更を含む大掛かりなものよりも、クロスや床の張替え、窓・扉などの建具の交換といった部分的なリフォームが中心となっています。
特に窓については、高断熱の省エネ型ウィンドウの登場により、冷暖房効率を高めてランニングコスト(電気代)を抑えるためのリフォームが増えています。
リフォームを検討する際のポイント
リフォームを検討する際には、以下のポイントを押さえておくことで、より満足度の高いリフォームが実現できます。
明確な目的を持つ
リフォームの目的を明確にすることで、優先順位がつけやすくなります。「老朽化した設備の更新」「家族構成の変化に対応」「省エネ性能の向上」「バリアフリー化」など、目的によって取り組むべき箇所や方法が変わってきます。
国土交通省の調査によると、リフォームに踏み切った動機として最も多いのは「住宅がいたんだり汚れたりしていた」(45.1%)、次いで「家を長持ちさせるため」(31.4%)となっています。
また、「家族や自分の老後に備えるため」(11.1%)や「不満はなかったが良い住宅にしたかった」(9.3%)という声も上がっており、将来を見据えたリフォームを計画する方も増えています。
予算計画を立てる
リフォームの優先順位を決めておくことで、見積りや費用の計画が立てやすくなります。万が一、リフォーム会社と相談していくうちにリフォームの箇所が増えていって予算をオーバーした場合でも、自分の中の最優先箇所を決めておけば、取捨選択がしやすくなります。
例えば、水回りの設備をリフォームする場合、ユニットバスと洗面所などをまとめてリフォームすることで、費用が抑えられたり工期が短縮されたりすることもあります。効率よくリフォームを行うためにも、優先順位を決めることは有効です。
専門家に相談する
どの部位からリフォームすべきか迷った場合は、リフォーム会社に相談することをおすすめします。プロの目で住まいの状態を診断してもらうことで、気づかなかった問題点や効果的なリフォーム方法が見えてくることがあります。
また、省エネ設備やバリアフリー設備を新たに設置したい場合も、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なリフォーム計画を立てることができます。
まとめ
住宅リフォームの優先順位は、設備の傷み具合、生活の支障度、そして「外側から内側へ」の原則を考慮して決めるとよいでしょう。人気のリフォーム場所としては、キッチン、トイレ、浴室などの水回りが上位を占めており、毎日使用する場所だからこそ、使い勝手や清潔さを重視したリフォームが求められています。
リフォームを計画する際は、明確な目的を持ち、予算計画を立て、必要に応じて専門家に相談することで、より満足度の高いリフォームが実現できます。
株式会社オオツキでは、お客様のライフスタイルやご要望に合わせた最適なリフォームプランをご提案しています。リフォームについてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。皆様の快適な住まいづくりをサポートいたします。
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